三笠竜介

三笠竜介は老探偵。

「妖虫」
昭和8年12月〜9年11月/「キング」


水木蘭子

水木蘭子はレビューの女王。
ある日水木蘭子は上野公園の美術館で自分をモデルにした彫像を撫で回す盲人に出会う。 蘭子はその盲獣によって麹町の触感の部屋に蘭子は連れ込まれる。そこで触感の世界に溺れ、手足を切られ殺害される。

「盲獣」
昭和6年2月〜7年3月/「朝日」


緑川夫人

この世の美しいものをすっかり集めてみたいという夢を持つ黒蜥蜴が緑川夫人の正体。

「黒蜥蜴」
昭和9年1月〜12月/「日の出」


箕浦

箕浦は30にもならぬのに白髪の男。
そして妻は右腿に大きな傷痕がある。
箕浦は同性愛を迫る友人諸戸を追って、和歌山県の岩屋島へ渡る。岩屋島は諸戸の父親丈五郎が見世物小屋に売り飛ばす片輪者を製造する工場だった。 その島で箕浦はシャム双生児の兄弟秀ちゃん吉ちゃんと運命的な出会いをする。

「孤島の鬼」
昭和4年1月〜5年2月/「朝日」


宮野緑郎

影男の変名。

「影男」
昭和30年1月〜12月/「面白倶楽部」